「昨日の飲み代、d払いで送っていい?」
「親への仕送り、銀行に行く時間がなくて……」
そんな時に便利なのが、スマホ一つで完結するd払いの送金機能です。銀行振込のような手数料がかからず、24時間いつでも瞬時にお金のやり取りができるため、割り勘や集金の手間が劇的に減ります。
しかし、「やり方がわからない」「本人確認が必要って本当?」「dポイントも送れるの?」といった疑問や不安から、あと一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、d払いの送金は手数料無料で非常に便利ですが、利用には『本人確認』と『銀行口座登録』が必須です。ここをクリアしないと、送金機能は使えません。
この記事では、d払い送金の基本ルールから、つまづきやすい「本人確認」の壁、そして送金できない時の対処法までを、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
d払いの送金(個人間送金)とは?基本ルールを解説
d払いの「送金」とは、あらかじめチャージした「d払い残高」を、家族や友人のd払いアプリに送ることができる機能です。ドコモユーザー以外でも、dアカウントさえあれば利用可能です。
まずは、手数料や限度額といった基本スペックを押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
| 手数料 | 無料 |
| 送金できるもの | d払い残高、dポイント |
| 送金限度額 | 月20万円まで |
| 受取限度額 | 月20万円まで |
| 利用条件 | 送る側:本人確認必須 受取る側:d払い利用登録必須 |
最大の特徴は、やはり手数料が完全無料であることです。銀行振込で数百円の手数料を払うのが馬鹿らしくなるほど、手軽にお金の移動ができます。
d払いで送金するための必須条件【最重要】
「送金ボタンが押せない」「エラーが出る」という人の9割は、この条件をクリアしていません。d払いで送金するには、以下の条件を満たす必要があります。
送る側:本人確認と銀行口座登録が必須
最も重要なのが、送る側の**本人確認(eKYC)**です。
マネーロンダリング防止の観点から、d払いで誰かにお金を送るには、身分証を使った本人確認を完了させ、アカウントを「現金バリュー」というステータスにする必要があります。
- 必要なもの: 運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれか
- 方法: アプリ上で顔写真と身分証を撮影してアップロード(オンラインで完結)
本人確認が完了していない状態(プリペイドバリュー)では、送金機能はロックされたままです。まずはここを突破しましょう。
受け取る側:d払い残高の利用登録が必要
意外な落とし穴がこちらです。
お金を受け取る側は、本人確認までは不要ですが、**「d払い残高の利用登録」**を済ませておく必要があります。これをしていないと、送られてきたお金を受け取ることができず、一定期間(約7日)を過ぎると自動的に送金元へ返金されてしまいます。
d払いで送金する手順【3ステップ】
条件さえ整えば、操作自体は非常にシンプルです。実際の画面をイメージしながら、3ステップで手順を見ていきましょう。
ステップ1:d払い残高にチャージする
送金には「d払い残高」を使います。クレジットカード(dカード含む)や電話料金合算払いからは直接送金できないため、まずは銀行口座やセブン銀行ATMから、送りたい金額分をチャージしてください。
ステップ2:送金方法を選んで送る
アプリのホーム画面にある「送る・受け取る」アイコンをタップし、以下の3つから送り方を選びます。
- 宛先を指定して送る: 相手の電話番号やd払い番号を入力します。
- QRコードで送る: 自分のスマホにQRコードを表示し、目の前にいる相手に読み取ってもらいます。
- リンクで送る: 送金用のURLを発行し、LINEやメールで相手に送信します(SNSでのやり取りに便利)。
金額を入力し、内容を確認して「送金する」をタップすれば完了です。
ステップ3:受け取りを確認する
相手が受け取り操作(または自動受け取り設定)を完了すると、通知が届きます。これで送金は無事終了です。
dポイントは送金できる?残高との違い
「貯まったdポイントを友達にあげたい」
これもよくある疑問ですが、結論から言うとdポイントも送金(送付)可能です。
以前はd払い残高しか送れませんでしたが、現在は機能が統合され、同じ「送る・受け取る」メニューからdポイントを選んで送れるようになりました。
- 送れるポイント: 通常ポイント、期間・用途限定ポイント(選択可能)
- 単位: 1ポイントから
- 上限: 月30,000ポイントまで
ただし、ポイントを送る場合も送る側の本人確認は必須です。「ポイントなら気軽に送れる」と思いきや、セキュリティレベルは現金と同じである点に注意してください。
d払いで送金できない時の5つの原因と対処法
「手順通りやったはずなのに送れない!」
そんな時にチェックすべき5つの原因と対処法をまとめました。
1. 本人確認が完了していない
前述の通り、これが最大の原因です。アプリの「アカウント」タブから、自分のステータスが「本人確認済」になっているか確認してください。審査には数日かかる場合があるため、飲み会の直前に慌ててやっても間に合わないことがあります。
2. d払い残高が不足している
送金額だけでなく、残高が足りているか確認しましょう。「dポイント」を送ろうとしているのに、間違えて「d払い残高」を送る設定になっていて、残高不足エラーが出るケースもよくあります。
3. 受け取り側が利用登録をしていない
「送ったのにお金が戻ってきた」という場合は、相手がd払い残高の利用登録をしていない可能性があります。相手に「d払いのウォレット機能(残高機能)を有効にしてね」と伝えましょう。
4. 送金・受取限度額を超えている
1ヶ月の送金・受取上限は20万円です。高額なやり取りを頻繁に行っている場合は、今月の利用状況を確認してください。
5. 相手の電話番号や設定が違う
電話番号で送る場合、相手がdアカウントに登録している電話番号と異なると送れません。また、相手が「電話番号での検索を許可しない」設定にしている場合もエラーになります。この場合は、確実な「QRコード」や「リンク」での送金を試してください。
まとめ:d払い送金を使いこなしてキャッシュレスを楽しもう
d払いの個人間送金は、最初の「本人確認」さえクリアしてしまえば、手数料無料で非常に快適なツールです。
- 送る側は本人確認と口座登録を済ませる
- 受け取る側はd払い残高の利用登録をする
- 事前にチャージしておく
この3つのポイントを押さえて、スマートな割り勘や送金を活用してみてください。小銭を数える煩わしさから解放され、よりスムーズなキャッシュレス生活が送れるはずです。
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